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大井農園「農園見学レポート」

滋賀県守山市「大井農園」さんへ

cre.co.coの家から琵琶湖大橋を渡り

車で走ること約40分

周囲を田畑に囲まれた場所に

大井農園さんのビニールハウスがあります

 

いつもバラを買いに行く時は

ハウスの中までお邪魔していなかったので

見学をお願いし先日それが実現しました

 

この時期はほとんど出荷をしておられないので

ハウスの中も花は少なかったのですが

それでも、チラチラと咲いている花があり

あぁ、こうして育てられ出荷されているのだなと

あぁ、花って生きてるんだなと思いました

 

当たり前の事なのですが

改めて感じました


一日にして成らずというか

剪定をし水をやり消毒もし…

手を掛けてやっとそれが成る

 

大井農園としてそれが成るまでの

お話もお聞きする事ができました

 

昭和30年頃からバラの栽培に着手され

遠くまでバラの研修に行かれ技術を習得し

今度はその技術を惜しみなく伝え広めてこられました

 

一時はたくさんの研修生の方がいらっしゃったそうです

 

何も無いところから形を作り商売として軌道に乗せる

時代の後押しもあったと思うのですが

やはりそこには情熱や挑戦が無ければ

成しえなかったことだと感じました

 

自家用の車が無かった時代に電車で市場へ花を売りに行った事や東京の市場へ掛け合って滋賀のバラとして取引してもらえるようになった事…

 

そんなお話をお聞きしながら

バラの栽培を通して生きてこられたご夫婦の長い歴史を

見させていただいたように感じます


ハウスの中ではパパイヤが育っていました

「どうぞ」と一つ切っていただいてお土産に頂きました

気さくな大井さんご夫婦です

 

事務所にしばらくうかがっている間も

近所で農作業されている方や色んな方々が

入れ替わり立ち替わり寄られていて

これがこのご夫婦の日常なんだなと…

ほのぼのと見ておりました

 

本当に暑い中ハウスの中も温度は高いし

日中高齢のご夫婦だけで大丈夫かしらと余計な心配をしておりましたが

少し安心しました

 

現在は農園を縮小して営業を続けておられます

 

「いつでも近くに来たら寄ってね」とお声かけ

いただいて農園を後にしました

 

ほっとする

あったかい

大井農園です


大井農園では

イングリッシュローズをメインとして様々な品種を栽培しておられます

 

私は手から生みだされものが大好きです

 

バラも自然の力が大きく生育を作用するものかも知れませんが手から生まれるものだと思います

人の手が選別をして剪定し

手が水の加減を見る…

 

手から生まれるものは

その人その人のさじ加減がなせるものだから温かい

 

現場を見て実際作っておられる方々を知ると

よりその温かさを感じます

今回お邪魔して「ああ、やっぱり生きてる花っていいな」と

思いました

 

これから自分が作るアレンジメントや花束にそれを生かしていかなければ

「温もりが伝わるような花作りを心がけていきたい」

そう思いました