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近江上布

cre.co.co滋賀企画では「花」「花器」を引き立ててくれる滋賀のものを探しています。

滋賀の布を検索していたところ「近江上布」というものを見つけ、ちょうど近江上布伝統産業会館で天秤腰機でミニマットを織る体験が出来るということで、行ってきました。

画像の織機が「天秤腰機」です。経糸を腰に縛り付けて、それを引っ張ったり緩めたりしながら、緯糸を左右行ったり来たり渡して布を織っていきます。

これがけっこう体力仕事でして、汗いっぱいかいて頑張りました。

 

縦の糸は「苧麻(ちょま)」緯糸は「大麻(おおあさ)」という植物から取った繊維で作られます。太さが違いました。苧麻の方が細く大麻は少し太かったです。とはいえ、両方とも繊細な糸でした。しかし、これが織り合わさりると「張り」のあるミニマットに仕上がりました。

一糸一糸が組み合わさると丈夫な布が出来るのですね。

 

30センチくらいまで織ってゆくのですが、緯糸を通す時の力加減でマットの仕上がりがガタガタになっていきます。最初の方は力を入れ過ぎてつった感じになってしまいました。少し慣れてくるとましになりましたが、難しかったです。ここを真っ直ぐに仕上げるのが職人さんの技だそうです。

 

やってみて布を作るのはこんなにも大変な作業なのかと思ったのですが、出来たミニマットを見ると独特の風合いが何とも愛おしく、素人が仕上げたものですが手仕事で出来たものの良さを感じました。

 

会館にはたくさんの布を展示販売されてました。「近江上布」の魅力に触れてみて「cre.co.co滋賀企画」で何か出来ないか、考えたいと思います。

 

独特の風合いや色合い、実際に手に取って頂けるときっとたくさんの方に良さを分かっていただけるはずです。お花と花瓶と近江の布と素敵なコラボレーションが出来ますように。